写真機の回廊 Fujifilm GW680III

当初は「そろそろ無難にライカでも・・・(それでもM4-2)」という予定だったのですが、気が変わって大ライカになりました。
大ライカと言うにはシャッター方式など機構面で異なる点は多いのですが、フジの本当のプロ用・業務用カメラと言っても良いGW680III。
写真機の回廊三回目のものですが、ようやく二眼里程標的なコンテンツになったような。部分拡大画像のグダグダさも含めてですが。気付けばカメラ全体を見れる写真を掲載してなかったというのも含めて。

フジのGW/GSWシリーズは4種類のモデルで構成されますが、6×9よりも6×8、広角よりも標準と、ラインナップ内でも不人気な方へ不人気な方へシフトした選択は天邪鬼のなせる技。
掲載文中は柔らかい表現で書いてますが、シャッターショックはかなり凄く、一回目の撮影でよさ気なカットをことごとくブレで失い再撮影に出るハメに。
シャープなカットと10倍ピントルーペで比較して「あぁ、ブレか」と気付くレベルのブレだったので、「Photoshopで上手いこと加工すれば大丈夫じゃね?」という悪魔のささやきも正直ありましたが。

フジフイルムGW680III標準レンズの無難さを差し引いても、GW680のフジノンレンズの切れと周辺までの破綻の少なさは高いレベルにあると感じます。
ただ、フイルムをスキャンして補正してリサイズして、みんなみんなのモニター環境(解像度や色)が違ってという状況ですので、WEB上の掲載画像で云々言うのはナンセンスですけど。

掲載の画像は、元コンテンツ掲載の写真と全く同じ場所で撮影。立っていた所で、後ろを振り返って撮ったという手の抜き様です・・・。

写真の黒フチ

写真機の回廊のコンテンツでは、今回も既掲載の実写画像も全て黒フチ(黒枠)付ですが、フイルムをスキャナーのガラス面直置きで取り込んでおり、たまたま構図もハマっていたので付けたまでです。
私はノートリ至上主義ではありませんので、雲南西北はじめ常識的な範疇でトリミングはしています。きちんと水平出すのかなり苦手ですし。
一昔前は、トリミングしていないアピールとしての「黒フチ」というのも多かったのですが、フチの有無によって写真が引き立つか否か、平たく言えば似合うかに合わないかでいいように思います。

また、このデジタル時代。デジカメで撮った写真に黒フチ付けるのも簡単で、探してみるとフリーの黒フチ素材なんてのもあったりします。
個人的には好みの問題ですのでどちらでも構わないと思いますが、先ず写真そのものの質があってこその黒フチと思いますので、自分自身の写真の質がこれより下がらないようにと願うばかりです。

GWIIIシリーズが「ヴィンテージカメラ」かどうかには異論があるでしょうが、10年後20年後にはそうなり得るカメラです。ただ、現在のデジタルを始めとした市場を見るに、こういった機種が「最後の」ヴィンテージカメラになってしまうのかとも思います。

写真機の回廊とは
 二眼里程標管理人が、マップカメラホームページに寄稿しているカメラコンテンツ。
 掲載は不定期で、上記リンクよりマップカメラ掲載コンテンツにリンク。

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